【模型リスト】山車模型 波々伯部神社 祇園祭(胡瓜山)

今回から新たなチャレンジ、胡瓜山(キウリ山)を作っていきます。

今まで作ったことのない山車の形状。

さてどういう風に作ろうか。。。

胡瓜山は中世のヤマとされ、歴史的にも貴重なものなんだそうです。

胡瓜山(キウリ山)についてはこちらをご覧ください

まずはサイズ感を見ながらイラストにしてみました。(高さは箱型の山車の1.5倍くらいです。)



胡瓜山は3年に1回出るのですが、そのたびに竹を組み上げて作られます。


私の模型はきっちり作るわけではないので、雰囲気が出るように工夫していきたいと思います。

土台は木で作るとして、竹の部分は竹串を使用してみます。

竹串をスライス(提灯枠を作った時と同じ手法です)して、ホットガンで温めながら少し曲げました。

竹串を土台に突き刺して、形を整えながら上部でまとめました。

ただまとめるだけではすぐバラバラになりますので、2本ずつ切り欠いて組んでいます。

竹の本数はかなり少ないですが、雰囲気は出るのではないでしょうか?

箱型の山車模型と並べてサイズ感を確認。

ちょっと小さく感じますが、ここから布をかぶせたりしていきますのでおそらくちょうどよくなると思います。。。たぶん。

胡瓜山の中断には『おやまの神事』が行われる舞台があります。

舞台といっても『デコノボウ』という素朴な人形を使って舞う、簡単に言えば人形劇のようなものですので、作りとしては非常にシンプルなものです。

骨組みができたので、幕を順番に巻いていきます。

幕には神紋である『松喰対い鶴紋』が描かれています。

今回は幕を巻いてから神紋を貼りました。

同様に中断の幕を巻いていきます。

角を合わせてビシっと貼るよりも、自然な段差がついているほうが本物っぽくていい感じです。

コマを取り付け、上部の幕をかけました。


もろもろディテールアップして完成!

胡瓜山は2基あるのでもう一つ作っていきます!

東之山、西之山の2基があるのですが、私にはいまひとつ違いが分かりませんでしたので、同じ作り方で作っていきます。


とはいえそこは私の作る適当な模型ですので、いい感じに違いができることを期待して。。。

これにて、胡瓜山2基完成です!

箱型の山車模型と一緒に並べてみました。

サイズ感もまあまあいい感じです。

展示室に展示してきました。

虎と金魚と祭りと実り ~第3章~

兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。 第2章が容量一杯になったので第3章へ!

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