【模型リスト】泉、春日江、日置、佐貫谷 太鼓御輿
兵庫県丹波篠山市 城東地区にある太鼓御輿を作っていきます
写真左上から横に、泉、春日江、日置、佐貫谷の太鼓御輿の写真です。
佐貫谷地区の太鼓御輿は休止中で、同じ熊按神社の祭礼に出る春日江地区の太鼓御輿を一緒に出しておられるそうです。
模型は何基かをまとめて作ることが多いのですが、最近は作り間違い防止のためにイラストを描くことにしています。
これによって、細部のつくりまで改めて確認できるようになりました。
普段、見ているようで見ていないことがよくわかりますね。
さて、木材の切り出しです。
模型を作り始めた頃は木がまっすぐに切れず、切りなおしたり、やすりで調整したりして、切り出しだけでもかなりの時間を費やしましたが、今では道具の正しい使い方やコツを学んだり経験を積んだりしたことで、結構早く切り出すことができるようになりました。
続いて浮彫用の下絵を描きます。
これもミニスコヤを使って垂直の線をきっちり引いたり、人型の型紙を作ったりして、手間を減らしています。(まあ、ざっくり作っているところも多いですが…)
浮き彫りと屋根の角度出し。
浮彫は何回やってもうまくなりません。。。下手でもなんとかなるので問題はないのですが。
屋根を切り出して乗せてみました。
ちょっと屋根が大きいですがこれは後から解決します。
ニスを塗ります。
この4基の太鼓御輿はこの色がベースになります。(全体的に少し薄めですね)
乗り子が座るところを作り、乗り子に着色しました。
ここからは意匠が異なるので個別に作っていきます。
胴幕、柱、欄干を取り付けます。
写真を撮り忘れたので一気に!
(4基とも、乗り子にはちまきをさせるのを忘れていたので急いで足しました。)
天水引をつけて、格子模様を貼った屋根をつけて、破風板を作ってつけて、鳥衾をつけて、舁き棒に糸を巻いてつけました(汗)
意外と困ったのが提灯。
紅白の柄をどうするか。。。書くか?円の展開図を貼るか?シュリンクフィルムを使うか…?
結局10個ほどなので赤い部分を切って貼ることにしました。
意外とかわいくできました。
乗り子の帯と提灯と御幣を取り付け、泉の太鼓御輿完成!
意匠が違うと書きましたが、日置、春日江、佐貫谷は作りが似ているので一気に行きます!
この3基は、欄干の上に幕をかけるタイプのようです。
柱を立てて、欄干をつけて、幕をかけて、天水引をつけました。
屋根、棟、舁き棒&横棒、帯、破風板を取り付けました。
(左の太鼓御輿の屋根の模様、柄が足りなくなったので次回つけます)
日置地区の提灯、赤地なんですよね。
色を塗るか?と思いましたが紙を貼ってみるとすごくかわいくできました。
春日江、佐貫谷の提灯も作りました。
春日江の提灯は少し小さめに作る必要があるので、4㎜のビーズを使いました。
あわせて、御幣も作りました。
佐貫谷の太鼓御輿に提灯、御幣をつけて完成!
一枚の白黒写真から作ったので、想像の域を超えませんが、それはもうしょうがないということで。。。
続いて、日置の太鼓御輿が完成!
最後に春日江の太鼓御輿が完成!
提灯が多くてちょっとてこずりました。
これにて城東地区の山車と太鼓御輿が完成しました!
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