兵庫県加西市 北条節句祭り1(宵宮の朝)

先週末、Dさんに誘っていただいて、兵庫県加西市の住吉神社で行われた、北条節句祭りに行って来ました。

しかもなんと屋台を担がせていただけるとのことでテンションMAX!事前に着物なども用意してくださり、感謝、感謝です。

お祭りは朝から行われるとのことで前日入り。

夜にちょっとだけホテル周辺をブラブラしました。

町のあちこちにのぼりや紙垂があり、祭りの装いがされていました。


ホテルの近くには大年神社があり、境内には南町の屋台蔵があります。こちらの神社は、節句祭りの御旅所なんだそうです。

せっかくなので着物を着てみましたが、やっぱり慣れていないからなのか、なんとなく決まってないですね。

まあ、それもまた良し。



翌朝8時に集合して巡行の準備をしていきます。

今回お世話になる南町の屋台です。

本体も新しく、装飾品も豪華絢爛!

想像以上の美しさです。

これを担がせていただけるとは、重ね重ねありがたい限りです。

桜が咲き乱れる境内を練ったあと、拝殿前で差し上げ。事前に動画をみたり、送ってもらった資料で予習はしていたのですが、実際にやってみるとリズムとかタイミングが合わず、屋台の重さを身を持って感じてしまいました。

さらに私の身長ではがっつり重さがかかるところを担いでしまったので、朝イチの境内で体力の半分位を持っていかれてしまいました。

(その後は担ぐ場所を変えさせてもらいました)


町内の巡行は台車に乗せて行ないます。


台車は各町によって異なり、二輪、四輪などがあるようです。南町は二輪の為、前後の高さを常に調節する必要がありますが、逆にそれを利用して前後を交互に上げ下げすることで特徴的な練回しを可能にしています。


町内をひとしきり巡行したあと、大年神社前を通って住吉神社へ向かう道中、お囃子の雰囲気がガラッと変わります。

舁き手の中でも若い人が屋台の前後に乗り込み、太鼓に合わせて篠笛を吹きます。


それまで、太鼓に合わせて舁き手の力強い声が響く勇壮なお祭りだったのが、ここにきて急に篠笛がしっとりと鳴り響く雅なお祭りの様相に。祇園囃子というそうですが、まさに京都の祇園祭りのような雰囲気がありました。

虎と金魚と祭りと実り ~第3章~

兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。 第2章が容量一杯になったので第3章へ!

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