真南条下 祇園型の山車…

秋に太鼓御輿が出て祭礼が行われる、真南条の二村神社。

元々は喧嘩まつりとして知られていたとのことですが、今は3地区合同で1基の太鼓御輿を出されています。

先日、Dさんから「真南条下地区で虫干しをされています」との連絡と写真が送られて来ました。

そこには明らかに太鼓御輿ではない山車の写真が…。

真南条地区に3基の太鼓御輿があることは資料や動画で確認していましたが、山車があるなんて聞いたことがなかったので、さっそく行って来ました!

 

山車蔵も開けておられたので写真を撮らせていただきました。 

そこには祇園型の山車が保管されており、しかもかなり大きなものでした。

狭間、脇障子、木鼻などに施された彫刻は非常に細かく、保存状態は良いように見えました。

しばらく巡行されていないのか、車輪の鉄輪が錆びていました。


図書館で調べると、真南条中地区や上地区に山車があるとの記述を見つけました(※1)が、真南条下地区では見つけることができませんでした。

(※1)

●真南条中の曳山

 二村神社(真南条中)。だんじり。

 屋根形式:切妻。車輪形式:車。乗り手乗り子(12人)。楽器:締太鼓、横笛。

●真南条上の曳山

 二村神社(真南条中)。ダンジリ。休止。現存。明治の終わりから大正のはじめ頃までは使われたか。

 屋根形式:切妻。車輪形式:-。乗り手-。楽器:-。


(参考)真南条 二村神社祭礼の様子

動画からのキャプチャはこちら

実際の太鼓御輿はこちら


さて、真南条地区に何台山車があるのか、飾り付けされた写真などが保管されているのか…

ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。

 

虎と金魚と祭りと実り ~第3章~

兵庫県丹波篠山市の曳山祭りを中心に、祭りに関することを投稿します。 木工模型も少しずつ…。 第2章が容量一杯になったので第3章へ!

0コメント

  • 1000 / 1000